冬の帆立は、海水の温度が下がるため、身がしまっておいしいと聞きます。
さばいた状態の生の貝柱を買うこともよくありますが、鮮度の良い殻付きの活き帆立は断然弾力や甘みが違っておいしいので、見かけると、何を作るか決まっていなくてもついつい買ってしまう私。
専用の貝ナイフでなくても、テーブルナイフで簡単にさばけるので意外と簡単です。
貝柱は生のまま、ひもや卵巣・精巣はバター醤油で、など、別々に楽しむこともできますね。
今回は、殻付きの活き帆立の貝柱を生で使い、ユッケ丼にしました。
ユッケとは、韓国語で生のお肉を使ったお料理を指すので、正確には、「ユッケ風」ですね。
たれは本来、しょうゆベースにニンニクやごま油、コチュジャンなどで、甘辛く味つけするのですが、コチュジャンがなくても、手持ちの調味料だけでできるように配合しました。
でも、意外と本格的な味わいに!
そして、甘辛味といえば、間違いなくご飯に合います。
海外にもヒントを得て、お米をおいしくいただく食べ方や楽しみ方が広がるのはとても良いと思います。
さてそれでは、材料はこちら(2人分)
■帆立貝柱(生) 大4個(120g)
※殻付きでなくても、さばいてあるものでOK
A しょうゆ 大さじ1
A みそ 小さじ1
A 砂糖 小さじ1
A にんにくすりおろし(チューブ入りでもOK) 小さじ1/4
A ごま油 大さじ1
(・一味唐辛子 適宜 ・白いりごま 適宜)
■大根 3cmくらい(100g)
■塩 小さじ1/4
■卵黄 2個
■ご飯 茶碗2杯分
■青ねぎ(小口切り) 適量
<ポイント>
帆立にAのユッケだれをからめて作るのですが、その時、塩もみにした大根を混ぜるのがポイントになっています。
帆立は甘みがあって食感がやわらかいので、大根のさっぱりとした味と歯ごたえでアクセントをつけてみました。
では、作り方です。
まずは、大根(3cmくらい・100g)を5mm角に切って、塩(小さじ1/4)をまぶして放置。後で水けをしぼります。
帆立貝柱(大き目4個・120g)は、厚みを半分に切ってから、さらに4等分に。だいたい2cm角くらいにカット。
Aを混ぜ合わせてたれを作ったら、帆立を加えてからめて。
ここで5分くらいなじませて。
大根の水気をしぼったらたれに加えます。
ご飯にのせて!卵黄を中央に。青ねぎを散らして完成です。
卵黄をつぶしてからめながらいただくと、たれの甘辛さとよく合って、コクが深まります。
帆立を食べやすくカットして、アクセントの大根も一緒に食べやすくなっているので、ご飯とのからみも抜群です。
ご覧いただきありがとうございました。
ご飯のある日常がより、豊かで楽しくなりますように。
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